1日2食健康法

第3章 これがあなたの体を疲れさせている食品だ


 本章は必須項目ではない。ここまでの内容を実践するだけで、すでにあなたの人生は変わっているはずである。

 本章の内容は、そこからさらに上へ――睡眠時間を1時間、2時間と削減し、それでいて日中は眠くもならず、それどころか頭は冴えアイデアがぽんぽん湧き、体は疲れを知らずいつまででも働いていられる――そんな超人になるために必要な1日2食「上級編」である。

 したがって必ずしも全員がしなければならないことではない。むしろ基本がまだ身についていない段階でこれに進むと、激しい飢餓におそわれ暴食に走り、1日2食そのものが瓦解するおそれがある。身の丈にあわないことをしてはいけない。
 ここまでの内容が身についた方だけ、それも、人生において食事よりも為さねばならないことがある方だけ実践していただければよい。それも完璧にする必要はなく、できる範囲で挑戦してもらえればかまわない。

 では、以上を前提に話を進める。



 ここまでで1日2食法の基本を押さえた。以上のことを実践するだけで、あなたの体調は日に日によくなっていく。
 しかし1日2食法はまだ完成ではない。ここまででも驚異的な健康体を手に入れることが可能であり、その効果に目を見張っている方もおられるだろうが、まだ初級編が終わったにすぎない。
 ここからさらにレベルを上げることが可能である。

 キーワードは、「食事の質」 だ。
 すなわち、何を食べるべきで、何を食べるべきでないか。ここをしっかり押さえることで、1日2食法は真の威力を発揮するのである。
 初級編をマスターしたならば、不健康体であった人も常人なみに体力を回復できたはずだ。
 このあと上級編に進むことによって、常人以上の健康体になれる。
 そしてうれしいことには、そうすればまたしても食費が減るのである。食べてはいけないものというのはたいてい値段のはるもので、それに対し食べるべき食品は揃って安いからである。真の健康は極めて安価に手に入る。これは万古不変の黄金律なのである。
 ただしその方法は安易ではない。



 1日2食法では、食事の質が、がぜん重要になってくる。
 食事の質を良くすれば、しぜんに食べる量が少なくてすむからだ。
 必要な栄養を満たしていれば、食事は少ないほど良い。質の悪いものを食べていれば、いってみれば燃費が悪いため、どうしても量が必要になる。これでは1日2食を継続するのに不利だ。
 質の悪い食事はやめ、質の良い食事に心がければ、燃費が向上し、少ない食事で今まで以上のスタミナが得られる。
 よって、何が質の悪い食材で、何が質の良い食材なのかをしっかり知ることがきわめて大切である。
 まずは、食べてはいけない、質の悪い食材から紹介していこう。テレビをつけると 「これが体にいいから食べましょう、これも体にいいから食べましょう」 と、食べるべきものばかり説明しているが、体に悪いものを食べないことのほうがよほど先決なのである。

 質の悪い食材とは、いうなれば、あなたの体を疲れさせている食材、ということになる。食材というより、食罪といえよう。
「体が疲れる食品なんてものがあるのか? どんな食べ物でも、食べれば何かしら体にプラスになるんじゃないのか」
 そう思われる方は、現代という時代をあまりにも楽観視しすぎている。
 アトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー性疾患、糖尿病などの生活習慣病の急増。日本人の3人に1人はガンで死亡する現代。これは、異常事態だ。人間、異常事態にどっぷりつかっていると、異常事態を異常事態と感じられない。この現代日本は、異常事態のまっただなかなのである。
 ではいったい何が原因で、3人に1人はガンで死亡するこの異常事態がおきているのか。
 質の悪い食事の食べ過ぎである。

 人間の体に最も影響するものは食事である。それは大気汚染や紫外線の害などの比ではない。直接体の中に入れ、入れたものは体の一部となるものだ。考えてみれば私たちの体は、自分が過去に食べてきたものによってできているのである。
 その食べ物が急速に変わった戦後、それと時を同じくして、この異常な時代は幕を開けた。

 日本人はグルメになったという。たしかに料理対決番組や美食マンガの大はやりは世界でも例を見ない。
 戦後、日本人はカネ持ちになり、世界のあらゆる食材が手に入るようになった。食べたいものを好きなだけ食べられるようになった。それを豊かな生活と人は呼んだ。人間の欲望は歯止めがきかない。人よりも豪勢な食事をしようとする。となりに負けるものかとがんばる。みんな、あんなものも食べている、こんなものも食べている。うちだって、うちだってと、平均的な食事がどんどん変化していった。ごはんに漬け物という日本食はみすぼらしい食卓として否定され、ビフテキに代表される洋食が日本の新しい食生活にとってかわった。
 多くの日本人は、それを食生活が進化したと思っている。進化ではない。変化しただけである。良いほうへであろうか。悪いほうへであろうか。
 ここから先を読めば判然とするだろう。



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