1日2食健康法

第5章 1日2食健康法 成功の秘訣 - 75点主義


   75点主義




 完璧を目指さない。
 健康法に限ったことではない。人生のどんな場面にも当てはまる、生き方のコツでもある。
 マラソンを始めようとした人がいる。健康の一助にしようと思ったのである。しかし彼は走ろうとしなかった。走ろうと決意してから、1ヵ月たっても、1年たっても、彼はマラソンをすることがなかった。
 彼は世界陸上で金メダルをとれる走りができるようになるまで、マラソンに出るべきではないと思っていたのである。


 そんな人がいるのかと笑うかもしれないが、案外多くの人がこのようなつまずき方をしているのだ。
「どうしても1日2食健康法を完全に実行できる自信がなくて」
 そう思って最初の一歩が踏み出せない人がいる。
 完全に実行できる人なんて、よほどの精神力の持ち主だ。
 たまにはおやつに手が出てしまってもいいではないか。
 ときには旅館で朝食をとってしまうのも仕方なかろう。
 いままでさんざん、ムチャクチャな食生活をしてきたのに比べれば、4日のうち1日くらいはハメをはずしても、1日2食の効果は絶大だ。
 初心者マークをつけたつもりで、まずは今日からでも実行してほしい。


 いきなり朝食抜きに入るのはむずかしいという人は段階を踏んでいくといい。おすすめなのが、まずは朝食をすべてフルーツにしてしまうという方法だ。
 食べる果物は、なんでもかまわない。好きなものを好きなように組み合わせて食べてよい。
 おすすめはリンゴだが、夏はおいしくないうえに値段がはるので他の旬の果物を食べたらよかろう。
 なるべく水分の多い果物を選んでほしいが、腹の持ちを重視するならバナナがいい。


 朝食抜き生活をはじめて2、3日くらいはフラフラする人が多いが、あまりにもつらい場合は、いちど中断する必要もある。
 再び朝食をとるようにして、段階的に1日2食に移行したほうが成功する。
 このときも、まずは朝食の量をそのままに、内容をすべて果物に変えてしまうのだ。
 そして、じょじょに量を減らしていく。
 これで、フラフラせずに1日2食に入ることができる。


 ただし、この朝食をすべて果物にすりかえる方法を実行するにあたっては、絶対に守らなければならないことがある。
 それは、


   他のものをいっしょに食べたり、飲んだりしない


 ということ。
 つまりヨーグルトをかけて食べたり、牛乳を飲みながら食べたりしてはいけないのである。
 果物はほとんど消化の必要のない食品で、食べると15〜60分で腸へと進む。
 ところがここへ別の食品が胃に同時に入ると、消化に手間取り、そのあいだに果物は発酵して有害物に変わってしまうのだ。
 もうひとつ注意点がある。


   缶詰やフルーツ入りゼリー、アップルパイなど
   加工済みの果物を食べてはいけない



 ということである。
 必ず、切ったばかりの果物を、生で食べないといけないのだ。加工済みの果物は、もう死んでいる。たんなる、「甘いおやつ」でしかない。つまり有害物だ。
 ほかの注意点としては、ちょっと塩をふって食べたほうが、カリウムとナトリウムのバランスがとれるのでいい。
 これで、午前中のフラフラも解消する。
 朝の果物をうまく利用して、少しずつ1日2食に進むとよい。


 最初から完全な1日2食にできればもちろん理想であるが、誰でもができることではあるまい。
 いきなり100点を取ろうとしないことである。
 75点も取れたら、満足するのだ。
 2食健康法の100%の効果は得られないが、いままでよりずっと体調がよくなることは間違いない。

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